鳥取民藝美術館所蔵の吉田璋也デザイン作品3点が、現在、次の展覧会に出品されています。
「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン 2016-2017」
この展覧会は、明治維新から第二次世界大戦までの約70年間に、日本で作られた陶磁器のデザインに注目するものです。日本中から陶磁器の優品が集められており、全出品作品は161件にも上ります。そのうち、当館所蔵の作品3点が、「第3章 発展・展開」のなかで紹介されています。
《緑釉黒釉染分皿》(牛ノ戸焼) 1931年デザイン
《並釉縁鉄釉紅茶椀皿》(牛ノ戸焼) 制作年不詳
《鉄釉平鉢》(牛ノ戸焼) 1935年頃デザイン
図録には、これらの作品と吉田璋也の業績が、見開き2ページで掲載(きれいなレイアウトです)。
しかも、図録の裏表紙には、《緑釉黒釉染分皿》の中央部分がドドンと大胆にトリミングされています!
二色染分皿という呼び名でも知られているこの作品の、力強さや斬新さがよりいっそう引き立ちますね。
本展は、以下の会期で4会場を巡回します。
お近くの方は、どうぞご覧くださいませ。
【岐阜会場】岐阜県現代陶芸美術館 5月21日―7月10日
【石川会場】石川県立歴史博物館 7月23日―8月28日
【兵庫会場】兵庫陶芸美術館 9月10日―11月27日
【東京会場】渋谷区立松濤美術館 12月13日―平成29年1月29日
〈ギャラリーたくみ〉
ソバ器の会
ギャラリーたくみ(鳥取たくみ工芸店2階)
会期 平成28年6月17日(金)から6月27日(月)
午前10:00 ~ 午後6:00
※水曜日は定休日となります。
〈鳥取民藝美術館〉
民藝運動の実践者 吉田璋也
民藝へのいざない
会期 平成28年9月11日(日)まで
午前10:00 ~ 午後17:00
(休館日:毎週水曜日)
(田中)
'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
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