
山根さんは木工で独立された頃に吉田璋也が亡くなったので、会う機会は少なかったのだそう。
ですが、璋也の薫陶を受けた茗荷定治さんの元で8年修行して
茗荷さんに「いいものを沢山見なさい」ということを言われていたのだとか。


杉のこね鉢、といった大物から、茶いれ、棗、プレート、盆、茶托、菓子器など、
ギャラリーたくみに並んだ木工品の数々…
木の種類も色々で、欅、エンジュ、しま柿、ホウ、黒檀、桑、天保梨など
木工品の木目を見比べるのも興味深いですよ。
山根さんの木工品は、見ると触れたくなります。
茶入れひとつを見ても、熟練の技が光ってます。一見、とても簡単に作ってあるかのよう。


木地師として弟子筋となる谷口かおりさんが
「木という自然のものが相手だから、木の質などで自分の思い描いたとおりにならないこともある。
でも、私は作ること自体が喜び。そして人の手元に届き喜んで頂いたときが一番嬉しい。」と。
山根さんご本人は飄々としておられるのですが、気遣いの人であります。
謙虚で、とても心優しい。
きっと、「木を制服する」というより「木に、そして自然に寄り添った」心で
毎日木工と向かい合っていらっしゃるのでしょう。

谷口かおりさん、小林義實さんの出品もあります。


技術だけでなく、受け継がれていく大切なもの。
ここにも、モノの背景にはストーリーがあります。
会期は10月25日(月)まで
この機会をお見逃しなく!お待ちしております。
(まる)
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鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
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