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「祈りの工藝」2010・夏
2010年 08月 05日 |
七月七日の七夕は終わりましたが…鳥取は基本七夕を旧暦でするので、もうすぐです。
道にもちらほらと笹が飾られています。みんなの願いがかなうといいですね。

七夕は「願い事」ですが、こちらは「祈り」です!ということで現在やっている企画展の紹介をします。


「祈りの工藝」 (会期2010年4月17日~9月12日)
「祈りの工藝」2010・夏_f0197821_1522269.jpg

看板後ろの階段を上がったところが美術館です!


今回は企画展のポスターの写真にもなっている沖縄の「厨子甕(ずしかめ)」の紹介をします。


沖縄の人は独自の他界観を持っています。そして「厨子甕」というのは、沖縄の骨壷のことです。沖縄では、火葬する以前は遺体を数年間洞窟などに安置し、白骨化してから洗骨し、その骨を「厨子甕」に安置していました。
沖縄では厨子甕をジーシーガァーミと呼びます。


「祈りの工藝」2010・夏_f0197821_16243710.jpg


一般的には陶器製が多いようですが、現在展示している珊瑚礁厨子甕は岩をくり抜き、彫刻が施されています。また形、表面の文様や装飾共にしっかり残っているのは珍しいそうです。

死者への思いと慈悲が込められた厨子甕はまさに「祈りの工藝」です。

七夕行事にあわせて来てみるもよし、沖縄のものに触れ、沖縄に行った気分になるもよし(もちろん沖縄以外のものもございます。)、ゆったりとした時間の流れる美術館でさまざまな思いをはせるもよしです。

会期はあと一ヶ月と少しです!ぜひ今年の夏の思い出をつくりにお越しください!


(岸)




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