
公開日時は
2009年11月1日(日)
午前10時~午後5時まで
◎無料公開ですが、一度のご入場は30名様までとさせていただきます。
旧・吉田医院は璋也亡き後も遺族によって平成2年まで運営されていましたが、閉院後内部は非公開となっており、その特異な建築や調度を懐かしむ声が患者や関係者から多く寄せられていました。
「民藝の心で医者をやって」いた璋也が診察用具など細部にいたるまで徹底した美意識でまとめ上げた旧・吉田医院は、彼の新作民藝運動を語る上でも欠かせない作品のひとつです。
2008年秋、開院当時を知る人や清掃ボランティア、民藝館通り文化村商店會のみなさんなどの多大なるご協力を得て、閉院後18年目にして初めての一般公開に踏み切ることができました。
一日だけの公開でしたが、多くの皆様にお運びいただき、たくさんの温かいお言葉を頂戴いたしました。
このたび、鳥取民藝美術館開館60周年記念企画展
「吉田璋也・新作民藝の展開」
の開催に合わせ、吉田璋也の手がけた新作民藝の“建築部門”を代表するものとして、旧・吉田医院の一部を限定公開いたします。
室内での安全のため、また皆様にゆっくりとご覧頂くため、入場制限をさせていただきます。
おいでいただく時間帯によっては、多少お待ちいただくことがございますが、ご容赦くださいませ。



※清掃、防犯の関係上、公開は医院玄関から2階診察室までとさせていただきます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
写真は昨年の一般公開時のしつらいです。
現在一部の診察用具、椅子などは鳥取民藝美術館の企画展に展示中です。
鳥取民藝美術館企画展「吉田璋也・新作民藝の展開」は吉田医院の診察用具ほか、吉田璋也がプロデュースを手がけた新作民藝の数々を展示しております。
同時期にサンロードのギャラリーそらさんではたくみ工芸店監修の展示会も開催予定です。
吉田医院一般公開と合わせて、ぜひどちらもご覧ください。
'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
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