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タグ:ものづくり現場訪問記 ( 10 ) タグの人気記事
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2013年 07月 08日 |
みなさん こんにちは

からっとした夏が待ち遠しい最近の鳥取ですが、
そんなある日にとっても素敵な旅に行かせていただきました。

たくみ工芸店にも置かせていただいている山根窯さんのところにお邪魔しました。

鳥取市青谷町の中心地から少し山のほうに入った静かな場所に立つ山根窯。
緑あふれる清々しい地域です。

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さっそく見せていただいたのは、窯主の石原幸二さんがご自分で作られた登り窯。

奥様にご案内していただいて、窯焚きはご家族総出でされるというお話などをいろいろ聞かせていただきました。
独立してこの地で山根窯を始められてから試行錯誤しながら進めてこられたそうです。


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そしてその隣には米蔵を移築されたという作業場。
この作業場の扉、味があるなぁ、と思って見ていたら、なんと昔のたくみ工芸店の扉を使われているそうです。


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ご自宅の作品が展示されているお部屋も、見せていただきました。
石原さんが「おもしろい」「持って帰ろう」と感じて集められた諸国の品と山根窯の器が共存するここちよい空間。
途中から降りだした雨の音すらここでは音楽になります。

青谷町の自然、優しくいつも朗らかな石原さんご家族…
すべてが石原さんの手から作り出される器のあたたかさに通じていると感じました。


お忙しいなか、貴重な時間を過ごさせていただいてありがとうございました。


(なお)

'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
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2011年 06月 09日 |
みなさん、こんにちは。そして、はじめまして。
前々回に続きまして、新たにこのブログに参加させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。



さっそくですが、先日、
延興寺窯の山下さんご家族のところにお邪魔させていただきました。

優しい笑顔で迎えてくださった清志さん、奥さま、お父様である清志さんと一緒に
窯の仕事をしていらっしゃる裕代さん。

延興寺窯のこと、璋也先生のこと…いろいろなお話をゆっくり伺ったあとは、
お宅とつながった作業場を見せていただきました。

               
               
そこでなんと、
裕代さんが湯呑を、
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清志さんが大皿を作る様子を見せてくださったのです。
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お二人は決してあわてることなく、
でも想像していた以上にあっという間に形をつくっていきます。
後半は、思わず写真を撮るのも忘れて見入ってしまいました。



延興寺窯の清志さんと裕代さんがつくられる器は、
生活にすっとなじんで、心をぽっと照らしてくれるようなものばかりです。
たくみ工芸店でぜひお手にとってみてくださいね。

清志さん、奥さま、裕代さん、素晴らしい時間をありがとうございました。

(なお)


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2009年 09月 07日 |
皆様、こんにちは。
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このブログをいつもご覧の方や、熱心なファンの皆さんには冒頭の写真が何処かお分かりになるのではないでしょうか。

8月16日に閉幕した鳥取民藝美術館の特別展

「倉敷ガラス 小谷真三自選展」

は、まだ記憶に新しいところですが、去る9月2日、美術館スタッフと同展の企画・構成を手がけた久野恵一さんは、作品返却のため5ヶ月ぶりに倉敷の小谷真三さんの工房を尋ねたのです。

笑顔で迎えてくださった小谷さん、奥様、愛犬ウイスキー。
そして今回は息子さんで同じくガラス工芸家の小谷栄次さんもいらっしゃいました。

まずは小谷さんに改めて特別展の成功と無事に閉幕できたことをお伝えし、感謝の意を込めて全作品の写真リストと開催記録をお渡しします。

「うわあー、ありがとうありがとう」

と仰る小谷さん。こちらこそお礼を言わなければならないのですが、とても喜んでいらっしゃる様子にこちらもジーンと嬉しくなってしまいました。
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さあ、小谷さんとともに作品を開封して、一点一点確認していきます。
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「44番異常なし!」

開封されて次々姿を現すガラスたちに、生みの親の小谷さんご自身もワクワクなさっています。

「我ながらいい出来だなあ」

「これは、吹くとき、重くてなあ」

作品ひとつひとつにストーリーがあります。
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この初期のガラスコップなどはその最たるもので、倉敷ガラスの出発点とも言えるものです。
美しく洗練された作品ではもちろんないのですが、特別展でも、ヒビだらけのこのコップをご覧になって感激する方が多くいらっしゃいました。

確認作業も終盤に近づき、細々したものの確認に入ります。
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「これは、ぼくの宝物だ」
と仰るのは、1985年から1993年まで、約10年間作りためていらしたガラス玉を繋げたもの。
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「昔のヨーロッパのガラスのような古いものに憧れて、あんなものが作りたいと一心に吹いていたら、その思いをガラスが酌んでくれる。」

小谷さんの作品のもつどこかノスタルジックな魅力にはこんな秘密があったのですね。
吸い込まれそうに美しいガラス玉です。

確認作業が終了し、小谷さん作のガラスコップに注がれた冷たい飲み物をいただけるという嬉しい一幕もありました。(感激しているばかりで写真を撮り忘れてしまいました…)


これまで幾度となく各地で展覧会をなさってきた小谷さんですが、小谷真三さんご自身の所蔵品だけで展覧会を開くという企画は、かつて無いものでした。
このたびそれが大成功に終わり、小谷さんにも本当に喜んでいただけて、幸せな倉敷再訪となりました。

帰路に着くとき、私たちの乗った車が見えなくなるまで手を振ってくださった小谷さんの姿が目に焼きついています。


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帰り道、車窓から見える空がもう秋でした。

倉敷ガラスが彩ってくれた今年の夏が過ぎていきます…


小谷真三さん、久野恵一さん、今回お世話になったすべての皆さん、ありがとうございました。




奥様の直子さんが昨年までたくみ工芸店のスタッフだったこともあり、
今回の作品返却は倉敷段通の瀧山雄一夫妻にも手伝っていただきました。

久野さんが主催する「手仕事フォーラム」の会員でもある直子さんが、フォーラムのメンバーブログでこのときの様子を更新なさっているので、こちらもぜひご覧ください。

手仕事フォーラムブログ




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2009年 05月 21日 |
(前編)より続きます。


作業場を見せていただこうと外へ出ると、小雨が降り始めていました。
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ハルも犬小屋で雨宿りをしていましたが、玄関から石原さんが出てくるのを見るなり、このとおり。
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石原さん曰く「麻呂みたいな眉毛」がチャームポイントの男前です。
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では、大人しくなった番犬ハルのむこう側、石原さんの作業場を見せていただきましょう。

入り口にはこんな陶板の表札が。
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f0197821_1615217.jpg朗らかで温かい印象の山根窯作品と石原さんですが、やはり作業場の空気にはストイックなものが感じられます。

石原さんのお使いになるろくろです。

傍らの壁には民藝の祖・柳宗悦が唱えたという「工人七原則」を記したものが掛けてありました。

「ドンナ品物ヲ拵エルカ、
 ドンナ材料ヲ用ヰルカ、
 ドンナ道具ヲ使ウカ、
 ドンナ技術ヲ有ツカ、
 ドンナ創造ヲ示スカ、
f0197821_1549431.jpg ドンナ状態デ働クカ、
 ドンナ精神デ作ルカ」

成形したての鉢や皿が、静かに次の工程を待っている様子を、七原則が見守っています。
ものづくりの凄みを感じる空間です。

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山根窯の登り窯。
この場所ですべての山根窯の作品が生まれていきます。


お休み中の今は静かなたたずまいを見せていました。


登り窯といえば、石原さんのお宅に、山根窯の景色を描いた素敵なイラストがありました。
 ↓ 実はこれ、昨年鳥取を訪れたイラストレーターの安西水丸さんから石原さんへ届いた絵葉書だそうです。
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山根窯の大ファンである安西さんは、昨年初めて窯元の石原さんを訪ねられました。

(安西水丸さん来鳥時のレポートはこちら)

安西水丸さんといえば、この夏鳥取で開催される民藝夏期学校の講師としてふたたびお招きします。
再会が楽しみですね。
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小雨降る中、傘をさしてお見送りしてくださった石原さんご夫婦。

ありがとうございました!


※窯元を訪れる際は事前に電話予約が必要です。
 山根窯・石原幸二……0857-86-0531





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2009年 05月 18日 |
皆様、こんにちは。

四月から続いていた倉敷ガラスシリーズもひとまず完結ということで、スタッフは鳥取県内の窯元さんへお邪魔してきました。

今回お邪魔したのはたくみ工芸店でおなじみの青谷町、山根窯の石原幸二さん方です。
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やさしい形と色合いが幅広く人気の山根窯。
鳥取市街から海沿いに車を走らせ、因州和紙の里としても知られる青谷町へ向かいます。
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「山根窯」と記された小さな看板に従って細い道を入ると、緑に囲まれた石原さんのお宅と、登り窯の煙突が見えます。
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元気いっぱいの愛犬・ハルくんがお出迎え。
それではお邪魔いたします。
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この日いらしたのは石原さんと奥様。

さっそく作品の展示室になっている一室へ案内していただきました。

椅子やテーブルも素敵です。
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古い道具がお好きな石原さん。

ご自身の作品のディスプレイに使われたり、さりげなく調度として置いてあったりと、展示室内は石原さんの感性に満ちています。


お作りになるものと集めていらっしゃる道具とが、仲良く共存しているところがさすがです。
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こちらは、民藝美術館でもご覧いただける韓国の箪笥ですね。

ふと、壁に素敵な陶板が掛けてあるのが目に入りました。
これも石原さんの作品ですか?
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「それもぼくの。最近作ってないけど…」
珍しい山根窯の陶板!
とても素敵です!



さて、続きは後編で。
作業場などを見せていただいた様子をお伝えします。請う、ご期待!
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※窯元を訪れる際は事前に電話予約が必要です。
 山根窯・石原幸二……0857-86-0531






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2009年 05月 09日 |
倉敷遠征編(2)より続きます。

作業に戻った一同、続々と箱から取り出される倉敷ガラスの美しさに魅了されっぱなしです。
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これは、青の中皿を光にかざしたようす。

吸い込まれそうな世界です。

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どんどん箱から起きだして、整列していく倉敷ガラス。


大きい作品も迫力ですが、小さな香水瓶が並んだ様子には思わず顔がほころんでしまう一同。

「うわあー、かわいいなあー!」

男性陣からも感嘆の声があがります。
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こうして作者の小谷真三さんご本人に一点一点見ていただきながら、
作品の、いわば「プロフィール」を作成するのです。

特に初期の作品をご覧になるときの小谷さんはとても感慨深げなご様子で、
小谷さんの大切なこどもたちをお預かりするのだな、という実感と緊張がひしひしとわいてきます。

「ああー、いいかたちだなあ」

「このつくりが、外村先生はすきだった」

「これは、今ではもうできん」


ガラスを眺めながら発される小谷さんの言葉が、倉敷ガラスの歴史そのものです。
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十年間作りためていらしたガラス玉を繋げたもの。
これも一同の間で大人気でした。


陽も傾きはじめたころ、ようやくすべての作業が終了しました。
おつかれさまでした、と一息ついているスタッフの前に、小谷さんがおもむろに取り出して見せてくださったものがあります。

「これがわたしの原点です」

小さな入れ子箱を空けてみるよう促され、ひとつひとつ蓋を開けていくと、
直径2cmほどの小さなクリーム色のガラス玉がありました。

倉敷ガラスを創業なさる以前、小谷さんが一日何千個と吹いていらしたというクリスマスツリーのガラス玉です。

倉敷ガラス誕生前夜の卵のように見えました。
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小谷さん、テーブルに向って何かを一心に描いておられます。

実は、今回の特別展のために久野さんは小谷さんにあるお願いをしていました。
そのリクエストに答えるべく急遽鉛筆をはしらせる小谷さん。

完成品は鳥取民藝美術館でお確かめください。
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それにしても、なんだかかっこいい小谷さんのお宅です。


「もう帰るの?」
といいたげなウイスキー。
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寂しそうに車に乗り込む一同を見つめています。

小谷さん、奥様、ウイスキーに見送られ車は工房を後にしました。

長時間に及んだ作業にさすがに疲労困憊の一同でしたが、それ以上に大きな収穫があった倉敷滞在でした。


小谷真三さん、奥様、愛犬ミスター・ウイスキー、
どうもありがとうございました!



その後は、
久野さんの案内で岡山県久世のカレー店「さん・はうす」さんで絶品カレーをいただき…
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鳥取へ帰り着いたのは午後九時ごろでした。
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夜桜ならぬ夜ハナミズキもなかなか綺麗だなあということに気づいたのでした。

翌日からは早速展示作業。

特別展「倉敷ガラス 小谷真三自選展」
開幕を6日後に控えた日のことでした。





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2009年 05月 02日 |
倉敷遠征編(1)より続きます。

作業の合間、休憩をとらせていただき、小谷真三さんの工房を見学させていただきました。
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炉の足元に無造作に散らばっている深い青色や飴色のガラス塊。

まるで宝石の原石のような美しさです。

こういったものが高温の炉の中で赤く溶け、小谷さんの息を吹き込まれることによって倉敷ガラスが生まれます。
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燃え続けている炉。

写真中央左よりの丸い蓋をしてある隙間から、真っ赤な炎が垣間見えます。

一歩足を踏み入れただけで工房の中は大変暑く、ここでのたった一人のガラス製作がいかに過酷であるかを感じさせます。
火と縁深い工芸といえば陶磁器もそうですが、焼成のときだけ窯を焚く陶芸に対して、ガラスは作業中常に炉を焚きつづけているのですから、使用頻度は比ではありません。
当然火災を危惧します。

陶芸の窯元さんを訪ねても窯の前に必ずあるのが神棚ですが、小谷さんの工房にはこんな涼やかな神棚が鎮座していました。
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そして、なんといっても特徴的なのが、この神棚の上、少し高くなった工房の壁面に取り付けられているステンドグラスです。
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軽やかな円形のステンドグラスが配置され、中央に

「水」

の一字が抜き出され、そこから自然光が降り注いできます。

「水」の意味するところはもちろん上記のとおり。
なにか聖堂のなかにいるような荘厳な雰囲気さえ感じられます。

実は、今回の特別展のためにカメラマンの田中良子さんに撮りおろしていただいたDM用の写真は、小谷さんの工房内を撮影したものです。
ガラスの作品や作業道具が並ぶ壁
(よく「この壁面は撮影のためにセッティングしたんですか?」と質問されますが、一切演出なしです)
に、外から自然光が射していますが、よーくご覧になってください…

DMの画像はこちら

お気づきだったでしょうか?壁面に射している光が「水」を形作っているのです!
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炉の傍らの桶に張られた水面にもまさに「水」が映りこんでいました。

作業なさる工房まで美しいことに、一同驚き、ちょっとした撮影大会のようになっておりました…


さて、一息入れたところで作業再開です。
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さっきまではしゃいでいたウイスキーはどうやらおねむのようですが、作業はここからが本番です。

倉敷遠征編(3)へつづきます。




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2009年 04月 29日 |
好評開催中の特別展「倉敷ガラス 小谷真三自選展」。

去る4月19日、鳥取民藝美術館スタッフと本展企画・構成の久野恵一さん、カメラマンの田中良子さんは、展示品の確認と搬送作業を行うため、倉敷市粒江の小谷真三さんの工房をたずねました。
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鳥取を出発したのは午前7時30分。
たくみ工芸店前のハナミズキに挨拶をして、一路岡山へ。
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最近一部開通した鳥取自動車道を通り向うのですが、鳥取から智頭までのトンネルの多いこと!

何本目かのトンネルを抜けて岡山県へ入ると、清々しいお天気です。
岡山は一年のうち日本一晴れの日が多い県だそうで、一方鳥取はというとその逆だそうです。

お隣同士だというのに…

山陰、山陽と呼ぶのもうなずけますね。
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倉敷市内に入るとどんどん道が細くなっていき…

やがて車は小高い丘を登ります。
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到着!

ここが小谷真三さんの工房です!
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車が敷地内に入ると、一匹のおじいさん犬が尻尾を振って出迎えてくれます。

小谷さんの愛犬、その名もミスター・ウイスキーです!

f0197821_1228045.jpg小谷さんと奥様にご挨拶をして、前庭に面した一室を作業のためお借りしました。

軒下には沖縄の角甕に季節の花が投げ入れてあります。


さりげない器づかいが清々しく、さすがは小谷さんのお宅!と思わずシャッターを切りました。


さあ、作業を始めましょう。
f0197821_13464279.jpg今回貸し出していただいた作品の多くは、はじめから梱包されて小谷さんのお宅にありました。

しかし、それをそのまま車に積み込んで持ち帰るわけにはいかないのです。

一点一点、番号をふり、状態を確認し、小谷さんご本人立会いのもと製作年代などの情報を記録していきます。

それが終われば、やはり一点ずつ写真におさめ、厳重に梱包しなおします。

作品を傷つけないよう細心の注意を払いつつのこの作業、なかなかの重労働ですが楽しくもあります。
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次々と眠りから覚める倉敷ガラスたち!

「いいな~、ほしいな~」

おもわずそんな言葉がこぼれてしまうスタッフ一同と久野さんなのでした。


さあ、まだまだ作業は始まったばかりです。


倉敷遠征記(2)へつづきます!




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2008年 11月 24日 |
秋も深まりつつある10月某日、
岩美町にある延興寺窯へお邪魔しました。

海岸線をぬけ、のどかな田園風景が広がる道を行くと、やがて登り窯のあるおうちが見えてきます。

延興寺窯の窯元・山下清志さんのお宅です。
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山下さんは1978年にこの延興寺に窯を開きました。
今年で開窯30年。
4年前の2004年、沖縄読谷村での修業を終えた三女の裕代さんが作陶に加わるようになり、
父と娘、それに元気な奥様との三人四脚で生活のうつわを作り続けていらっしゃいます。

まず、ご自宅のなかにある展示室で作品を見せていただきました。
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所狭しと並べられた、定番の白釉や黒釉の小品。

延興寺窯のものはいつもたくみ工藝店で見ていますが、
実際に作られている現場で、山下父娘のお話を聞きながら見るのはまた違った楽しさがあります。
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作業場も見せていただきました。

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ろくろの周りには、もちろん延興寺産の入れ物にはいった道具がたくさん。

作業場らしく雑然としているのに、静謐な美しささえ感じる空間でした。

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寡黙だけれど、ほのぼのとした人柄があたたかい山下親子。

凛として飾らない姿が美しい延興寺のうつわそのままのようなお二人です。



後編へつづきます。


※窯元で作品を購入することができますが、あくまで個人宅です。
 見学希望の場合は事前に窯元へ連絡することをお忘れなく!

 延興寺窯・山下清志……電話(0858)73-1219





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2008年 11月 24日 |
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ゴーヤ棚の日よけからこぼれる光が美しい延興寺窯の作業場。
沖縄で修業した裕代さんらしさが随所に見られます。

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作業場の目立つところに鳥取民藝美術舘、たくみ工藝店の創設者である故・吉田璋也の肖像写真が。

鳥取民芸の父といわれた生前の璋也に薫陶を受けた清志さんは、今でも璋也に見守られながらうつわを作っておられるのですね。

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f0197821_14122812.jpg作業場の裏手にある登り窯。
ここで、すべての延興寺窯のうつわに命がふきこまれます。

訪れたころは、紅葉はまだでしたが、さりげなく咲く小さな花が可愛らしいころでした。


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緑豊かな山のふところに抱かれるようにして建つ延興寺窯。
この澄んだ空気のなかで生まれるうつわが美しいわけが分かったような気がしました。
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山下清志さん、山下裕代さん、ありがとうございました!

延興寺窯のうつわは、たくみ工藝店でご覧いただけます。
親子二代で探求する「生活のうつわ」を、ぜひ手にとってご覧になってください。


※窯元で作品を購入することができますが、あくまで個人宅です。
 見学希望の場合は事前に窯元へ連絡することをお忘れなく!

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