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2009年 09月 03日 |
皆様こんにちは。

鳥取民藝美術館周辺の店先やショウウインドウに最近綺麗なお花が活けてあることにお気づきですか?
民藝を、まちに。_f0197821_12415215.jpg

これはたびたびこのブログでもご紹介する「民藝館通り文化村商店會」の企画した、日本民藝夏期学校の開校に合わせたイベントなのです。


民藝を、まちに。


というテーマのもと、たくみ工芸店の様々な器に、それぞれの店舗や施設に合わせた季節の花などを活けてディスプレイしていただいているのです。

冒頭の素敵なお花は、鳥取民藝美術館エントランスの鉢植えもお世話いただいた
「庭の林の森の」
の店主・小林志穂理さんによる、鳥取信用金庫前の展示です。

小林さんにはご自分のお店用のものとは別に、こうした街角を飾る大きなものもいくつかお願いしています。
キラリと光るセンスがさすがです!

ほかにも旧・吉田医院の前には谷口和夫さんによる生け花が、
民藝を、まちに。_f0197821_12582252.jpg

たくみ割烹店前には太田篤子さんによる生け花が街角を賑わせています。

こちらは、鳥取民藝美術館のお向かいの
ランジェリーブティックjijiさんのショウウインドウです。
民藝を、まちに。_f0197821_1392386.jpg
山根窯の灰釉鎬片口に柘榴がマッチしていて、渋い魅力です!

ここではほんの一部しかご紹介出来ませんでしたが、どのお店もそれぞれのセンスでディスプレイしていただいていて、たくみスタッフも勉強になります。


今月6日まで開催していますので、お散歩ついでに鳥取民藝美術館近くの店店で探してみてくださいね。



'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
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2009年 08月 31日 |
ブログをご覧の皆様、こんにちは。

日本民藝夏期学校、鳥取会場の二日目のレポートは旧・吉田医院の特別公開からお伝えします。
夏期学校、2日目_f0197821_10291247.jpg

これは待合室の硝子窓から入り口方面を望んだところです。

午前中、たっぷり講義をお聞きになった参加者の皆さん。
ちょっとお疲れ?のところ、お昼の休憩を挟んで午後の最初のプログラムは吉田医院の見学でした。

夏期学校、2日目_f0197821_1035262.jpg夏期学校、2日目_f0197821_10354138.jpg
内部に足を踏み入れながら、次々に感嘆の声をもらす参加者の皆さん。

鳥取民藝美術館の館長・吉田章二(吉田璋也の孫で、吉田家の自宅を兼ねていたこの建物に実際に住んでいた一人です)と、

いつも素晴らしいお花を生けてくださることでおなじみの谷口和夫さん(昭和27年の吉田医院再建時に大工のお一人でした)の、

在りし日の璋也と吉田医院を知る生き字引お二人による解説を聞きながらの見学でした。
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昨年秋の一般公開を彷彿とさせる人!人!人!
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診察室にあった一部の診察用具は只今鳥取民藝美術館に出張中です。

写真撮影が許可されていましたので、皆さん思い思いにポイントを見つけて撮影していらっしゃいます。
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そして、その後はイラストレーターの安西水丸さんによる公開講演会が開かれました。
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ほのぼのとしていながらもどこか不思議な雰囲気を持つイラストレーションで知られ、村上春樹さんのエッセイの名パートナーでもある安西さん。
公開講演会でしたので、参加者以外の方の聴講も目立ちました。
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鳥取民藝の大ファンでいらっしゃる安西さん。

大好きな山根窯のお話をなさるとき、会場の後方で聞いていらした窯元の石原幸二さんが少し照れたように笑っていらしたのが微笑ましい光景でした。

その後も関係者や識者によるリレートークなどが続き、全講義日程が終了しました。
夏期学校、2日目_f0197821_11114277.jpg
ギャラリーそら2階の家具店会場ではちょっと一息入れている皆さんも…
夏期学校、2日目_f0197821_1112327.jpg


こうして二日目をもって全体の閉会式が行われ、夜には鳥取民藝美術館60周年記念祝賀会、三日目の昨日は二班に分かれて県内の民藝ゆかりの場所や工房をめぐるツアーが行われました。

残念ながらスタッフはどちらも参加できませんでしたが、ご参加の皆様が楽しい思い出を胸に帰路につかれたことを祈るばかりです。

全国の皆さんが鳥取にいらして、直接お話しをすることができたこの濃い三日間、とても嬉しく、また、勉強させていただくことができました。

またいつかお会いできる日を…。


三日間、本当にありがとうございました。



本会場となったギャラリーそらのオーナー・安井さんのブログでも夏期学校の様子が詳しく紹介されています。

ぜひご覧ください。




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2009年 08月 29日 |
皆様、こんにちは。
本日は22日にいよいよ開校した日本民藝夏期学校鳥取会場の様子をお伝えします。
民藝夏期学校 鳥取校開校!_f0197821_10282076.jpg

講師や地元の参加者の方を合わせると、100人以上を動員することになった今回の夏期学校。
鳥取での開催はおよそ10年ぶりです。

三日間かけて鳥取の民藝に触れ、学んでいただくプログラムが組まれています。

今回のテーマは鳥取民藝美術館の企画展タイトルと同じ

「吉田璋也・新作民藝の展開」。

第一日目の昨日は、学芸員の解説で企画展を鑑賞した後、日本民藝館の学芸部長・杉山享司さんを講師にお招きした講義が開かれました。

演題は「柳宗悦と民藝運動」

民藝の祖と呼ばれ、当館創設者の吉田璋也が生涯師と仰いだ柳宗悦と、彼が発見した「民藝」という革新的な美の価値観について、興味深いお話がつづきます。

講演の途中には、生前の柳宗悦夫妻や河井寛次郎、浜田庄司の姿を記録したフィルムの上映もあり、皆さん身を乗り出してご覧になっていました。
民藝夏期学校 鳥取校開校!_f0197821_1162685.jpg
友人たちを迎えた柳家の食卓の上に並んだ数々の器とご馳走に思わず歓声をあげてしまう皆さんでした。


会場となったギャラリーそらの2階では吉田璋也がプロデュースを手がけた家具の特別展が開かれています。
民藝夏期学校 鳥取校開校!_f0197821_11215158.jpg

たくみ工芸店や鳥取民藝美術館、または個人のお宅で現役で活躍している家具が多く、これらが一堂に会することは今後ほとんどないと言っていいでしょう。
この機会にぜひ足をお運びになってみてください。


そしてたくみ工芸店で開催中の
「吉田璋也プロデュース作品展」ですが、こちらも好評です。
民藝夏期学校 鳥取校開校!_f0197821_11255745.jpg
民藝夏期学校 鳥取校開校!_f0197821_1126519.jpg
鳥取民藝美術館の企画展で展示中のものも、現行で作られているものをお買い求めいただけます。
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さて、夏期学校中日の本日は、

旧・吉田医院の限定公開(参加者のみです)、

イラストレーターの安西水丸さんによる講演会などの企画が催されます。


合間にまたご報告できたらと思いますので、ブログをご覧の皆様、どうぞお待ちくださいませ。










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2009年 08月 27日 |
たくみギャラリー次回予告と関連企画お知らせ_f0197821_13335673.jpg
鳥取民藝美術館の

企画展
「吉田璋也・新作民藝の展開」


の開催を記念して、たくみ工芸店創設者・吉田璋也がプロデュースして世に出した鳥取の新作民藝品の数々を展示販売いたします。

鳥取民藝美術館の企画展も合わせてご覧になると一層楽しめる展示会です。
ぜひどちらもご覧ください。


会期は8月28日(金)より9月14日(月)までです。



そして、上記の企画展と、この度鳥取で開催される「日本民藝夏期学校」に合わせて、鳥取民藝美術館より徒歩一分以内の「ギャラリーそら」さんにて、吉田璋也がプロデュースした家具を集めた展覧会も始まります。
たくみギャラリー次回予告と関連企画お知らせ_f0197821_15293332.jpg


こちらには、現在個人蔵で現役で活躍している家具など、普段目にすることのできないものが一堂に会します。
またとない機会ですので、ご興味のある方は必見ですよ。

会期は8月28日(金)より9月6日(日)です。



さて、いよいよ日本民藝夏期学校・鳥取会場開校が明日に迫りました。

ご参加の皆様、どうぞお気をつけていらっしゃいませ。

鳥取でよい思い出をお作りになっていただけることを願って、お待ち申し上げております。




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2009年 08月 25日 |
去る八月二十三日、恒例の地蔵盆が鳥取民藝美術館横の童子地蔵堂で執り行われました。
地蔵盆_f0197821_10443377.jpg

鳥取民藝美術館の企画展オープン二日目の日。
当日は快晴で、地蔵堂の天窓から降り注ぐ光が美しい日でした。
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近所の佐々木生花店さんにお願いしたお花が今年も地蔵堂の中いっぱいに咲き乱れて、お供えの果物とともに甘い香りを放っています。
 
心なしか154体の童子地蔵さまたちもウキウキしているように見えてしまいます。

一時からの善久寺和尚による法要には、関係者や近所の方々が集まり、幼いこどもたちの墓標であったお地蔵様のために読経し、手を合わせました。
地蔵盆_f0197821_10573763.jpg

こどもたちの姿をしたお地蔵さまのために、こどものお菓子がたくさんお供えされる当日。
法要が終わると、それを少しずつ分けていただいて参列者の皆さんにもお渡しします。

お菓子を受けとった方々の童心に戻ったような笑顔がまた素敵でした。

地蔵盆_f0197821_11104452.jpg
童子地蔵さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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