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2008年 10月 10日 |
当館は、昭和24年、鳥取出身の医師・吉田璋也(1898~1972)が創設した美術館です。

当館について、創設者であり初代館長の吉田璋也がしたためた一文をご紹介いたします。


f0197821_13403981.jpg鳥取民藝美術舘はその名前が示しますように、民芸品が陳列してあるのです。たまには今も続けて造っている伝来 の民芸品もありますが、大部分は日本、朝鮮、中国、西欧の古い時代の民芸品が主として陳列されています。(中略)
 
茲では、知識で物を見ないように、ぢかに直接に物を見て貰うために、余り解説は書いてありませぬが、茲へ来ると民芸品とはどんな物であるか、民芸品の美しさはどんな物であるか、健康な正しい美しさが具体的に一見してわかるような陳列がしてあります。(中略)

茲に陳列してある品々は次のような事柄を語っています。非凡な天才の芸術家ばかりでなく、平凡な一介の職人でも、斯くの如く美しい物を作ることが出来たとか、贅沢な高価なものだけに高い美があるのではなく、一般民衆の実用品のなかにこそ健康な美が宿っているとか、鑑賞するために造られた美術工芸品だけが美しいものではなく、寧ろ用いるために造られた実用品の中にこそ真の美しさが表現されると云う事実を具体的に見ることが出来るのです。
そして健康な美、無事の美がどんなものであるか、誠実な仕事で、簡素な素朴な物が 如何に美しいか、渋さの美しさが如何に高い美であるかが理解されるだろうと思われます。

 
この美術館は単に民芸品を陳列して、その美しさを見直して貰うばかりではないのです。新しい明日の生産に直接に関連を持っているのです。古い物ばかりならべてあって、さも懐古趣味のように思われるかも知れませんが、これらの品物は、茲では大なり小なり、将来の生産に直接役立っているのです。
現代の生活のために、新しい民芸品を造りたいと願う職人達が、この美術館を根城にして集っていて、この美術館の蒐集品を手本にして、近代生活の様式に添う日用の雑器を、誠実な仕事を信条として造っているからです。(中略)

古い民芸品から示唆を受けて造ったこの職人達の製品は、隣りの建物の「たくみ工藝店」を通して、一般家庭に配分する仕組みになっていまして、この施設は美と生活とを結ぶことを企図している美術館なのです。


*お断り
文章中の文字づかい、送り仮名などはそのままです。
固有な名称のみ漢字使い等を改めました。 

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2008年 10月 10日 |
みなさん、こんにちは。

鳥取のたくみ工藝店をより身近に感じていただくため、
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力を尽くしてまいります。

ブログについてのご意見・ご質問はじめ、
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鳥取民藝美術館附属 たくみ工藝店スタッフ一同より

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2008年 10月 02日 |
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2008年 10月 02日 |

関連機関
◇日本民藝館  
当館創設者・吉田璋也が師と仰いだ柳宗悦を初代館長として昭和11年開館。東京・駒場にある民藝館です。

◇日本民藝協会 
手仕事の美しいものたちとの心豊かな生活を…民藝運動を実践しつづける有志の集まりです。

◇手仕事フォーラム 
今、忘れ去られようとしている日本各地の美しい手仕事。大量生産、大量消費の現代を顧みて、もういちど手仕事の美しさと向き合うことで、大切な文化と潤いある生活を守ろうとしています。

◇鎌倉・もやい工藝 
手仕事フォーラム主催の久野恵一さんが店主をつとめる、鎌倉市佐助の民藝店。久野さん自ら全国から見出してきた手仕事の逸品がそろいます。ネットショップ「SILTA」も人気。


鳥取の手仕事
f0197821_153029.jpg◇因州・中井窯  
河原町。窯元は三代目の坂本章さん。プロダクトデザイナー柳宗理氏とのコラボレーションでも注目を集めています。公式ホームページ。
f0197821_1531675.jpg◇延興寺窯
岩美町。窯元の山下清志さんと娘の裕代さんの親子二代で作り出す器は、シンプルな中にも妥協のない“用の美”へのこだわりが見えます。(とっとりの手仕事HPへ)
f0197821_1531474.jpg◇山根窯
青谷町。イギリス発祥のスリップウェアの技法を用いた器が特徴的。窯元の石原幸二さんが生み出す伝統的かつモダンな器が幅広い層に愛されています。(とっとりの手仕事HPへ)


f0197821_1235124.jpg◇大因州製紙

青谷町。鳥取伝統の因州和紙をつくる会社。文房具をはじめ、因州和紙製の美しい商品展開も魅力的です。澄んだ青谷の空気まで運んでくれるような素敵なブログも必見です。


◇とっとりの手仕事

鳥取県公式ホームページ。民藝をはじめ、あらゆる鳥取の手仕事、伝統工芸の情報を得ることができます。

◇鳥取市ふるさと物産館
鳥取駅構内にある物産館。鳥取の伝統工芸やおいしいものに出会えます。


鳥取のまち
◇Galleryそら・SPACE空(kuu)
鳥取民藝美術館から徒歩1分以内!若きアーティストを応援するサンロードの貸しギャラリーです。定期的に開催される音楽や美術をテーマにしたワークショップは要注目。平成21年度民藝夏期学校・鳥取会場のメイン会場でもあります。


鳥取観光は…
◇鳥取県観光情報

鳥取観光の総合案内所です。





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2008年 10月 01日 |
鳥取民藝美術舘では、企画展・特別展と題して様々な活動を行ってまいりました。
過去の活動内容の一部をご紹介します。
(平成18年~平成20年9月7日以前の展示)

▼会期:平成20年4月26 日(土)から平成20年9月7日(日)

特別展『李朝の工芸』(階上) 併設:九州の焼きもの(階下)
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写真:白磁大壷(17c末~18C初)

日本では「李朝」と称されることの多い朝鮮時代(1392年~1910年)の工芸品は、日本の民藝運動と深いつながりを持っています。

創始者である柳宗悦は質実かつ美しいこれらの工芸文化に深い感銘を受け、後の民藝運動へ様々な影響を与えました。

柳に師事した吉田璋也も、朝鮮半島の陶磁器、木工品、民画など多数収集し、当館を代表とするコレクションを形成しました。

本展では、山根和紙資料館、財団法人渡辺美術舘のご協力を得て、朝鮮時代の工芸品を一同にご紹介いたします。

この展示会が韓国に対する理解を一層深める機会となることを願っています。





▼会期:平成19年10月4 日(土)から平成20年4月20日(日)

企画展「没後35年 吉田璋也コレクション舘蔵優品展
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写真:色絵丸文皿(中国)

鳥取民藝運動の父・吉田璋也が世を去ってから35年が経ちました。

「一般民衆の実用品のなかにこそ健康な美が宿っている」という民藝理念のもとに収集した3,500点にのぼる古作品は、璋也の眼の高さを物語っています。

本展では250点の工藝品を陳列し、ご紹介いたします。

特別陳列:百歳祝着(江戸時代・因幡) 展示期間:10月6日から1月3日





▼会期:平成19 年5月4 日(土)から9月30日(日)

特別展「生田観陽 コレクション陶芸家 生田和孝」(階下)
併設 常設展(階上)
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写真:飴釉縞文大鉢


陶芸家生田和孝は、昭和2年に鳥取県に生まれました。

民藝陶磁の巨匠・河井寛次郎に弟子入りし、その後丹波立杭に移り住み、河井の元で学んだ陶芸技術や民藝美論と丹波焼の伝統をうまく融合させたように供する器を作り続けて55歳でなくなりました。

この度、当館では兄・生田観陽氏のご協力により、そのコレクションから面取、しのぎ、捻りといった生田和孝の作品の魅力をご紹介いたします。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。





▼会期:平成18年9月30日(土)から平成19年4月22日(日)

企画展「鳥取民藝運動の軌跡」
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撮影:池本喜巳


民藝運動家吉田璋也(明治31年~昭和47年)は柳宗悦に師事し、昭和6年より民藝運動を展開してきました。

古典に学び、現代に相応しい民藝品を制作したことの運動は、鳥取の工藝文化の礎となりました。

本展ではこの二年間に、鳥取県の支援事業や独自調査により得た成果をご紹介いたします。

ご来館をお待ち申し上げます。





▼会期:平成18年4月29日(土)から9月24日(日)

企画展「日本の美」
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写真:緑釉掛鉄絵徳利(美濃系)


鳥取民藝美術舘の次回展示は、所蔵品から日本各地の美しい工芸品をご紹介します。

主に、瀬戸・信楽・丹波・九州・沖縄等の陶磁器や、紅型・絣・こぎん等の染織品を一同に展示致します(作品保護のため、染色品は会期中に一部展示替え致します)。

皆様のお越しをお待ちしております。




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鳥取民藝美術舘(鳥取たくみ工藝店共通)
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