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カテゴリ:自己紹介( 4 )
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2008年 11月 28日 |
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“鳥取駅を出て正面のお城山に向って、大丸百貨店前の大通りを歩き、最初の広い十字路を右に曲って、五十米も行けば、土蔵造りと言っても昔風でない一群の建物があります。こゝまで徒歩で五分とかゝりません。この一群の建物が鳥取の民藝コーナーと称されます。
――吉田璋也(鳥取民藝美術館パンフレットより)”




f0197821_1684685.jpg鳥取民藝美術館
開館時間:10時~17時
 休館日:水曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
      展示替え期間中臨時休館あり
入館料金:大人500円、大学生300円(要学生証)
       70歳以上の方、高校生以下の方 無料(要証明書)
       年間パスポート(1年間有効800円・記名式)
       2010年8月19日より
 
電話:0857-26-2367(たくみ工芸店共通)
所在地:〒680-0831 鳥取市栄町651
f0197821_16141447.jpgたくみ工芸店

営業時間:10時~18時
 休業日:水曜日(祝日の場合は翌日休業)
      年末年始

 電話:0857-26-2367(鳥取民藝美術館共通)
 FAX:0857-26-2399(      〃      )
所在地:〒680-0831 鳥取市栄町651
f0197821_16172888.jpgたくみ割烹店

営業時間:(昼の部)11時30分~14時
       (夜の部)17時~22時

 休業日:毎月第三月曜日

 電話:0857-26-6355
所在地:鳥取市栄町653


f0197821_16212688.jpg童子地蔵堂


※鳥取民藝美術館の開館に準じて公開




'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工芸店/鳥取民藝美術館
電話 0857-26-2367
お問い合わせメール
2008年 11月 27日 |
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このブログを開設して早、二か月が経とうとしています。

いつも見てくださっている方、
検索してたどり着いてくださった方、
たまたまご覧になっている方、

皆様ありがとうございます。


さて、冒頭の地図ですが、見覚えのある方もおありではないでしょうか。
鳥取民藝美術舘に来館されたお客様に差し上げている入館券の裏面に描かれているものです。


鳥取駅から徒歩3~5分。

鳥取民藝美術舘、たくみ工藝店、たくみ割烹店は三軒並んで建っています。

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地図の中の、いちばん左にあるたくさん小窓のあるお堂が民藝美術舘付属の童子地蔵堂。
その横の階段のある建物が鳥取民藝美術舘です。

その隣、真ん中に建つのがたくみ工藝店。

そのまた隣の、二軒並んでいるように見えるのがたくみ割烹店です。

f0197821_22345475.jpg遅ればせながら、ここで改めて、この三軒のご紹介をさせていただこうと思います。

鳥取民藝美術舘・たくみ工藝店・たくみ割烹店を創始したのは、吉田璋也(よしだ しょうや・1898~1972)という鳥取の一人の町医師でした。

大正時代に柳宗悦が提唱した「民芸」という新たな美意識。

高価な美術品や高名な作家のつくったもののなかにだけ美があるのではなく、名もない民衆が作り、使い続けてきた日用品のなかにこそ健康で豊かな美が宿るとしたこの思想に深く共鳴していた璋也は、生まれ故郷である鳥取で、民芸の美を広めるための活動を始めます。

工業化の波に圧され衰退し始めていた職人たちを支援し、時代に即した新たな商品をプロデュースしたのです。
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職人たちの作った商品を広く流通させるため、昭和7年、璋也は鳥取の街に店を開きます。


「たくみ工藝店」と名付けられたこの店は、日本で初めての民芸店でした。


戦争を乗り越え、昭和24年、璋也は自らが蒐集し続けてきた民芸品を展示し、たくみ工藝店に集う職人たちの勉強館にするため、
「鳥取民芸館」(のちに「鳥取民藝美術舘」と改称)を開きます。


さらに昭和37年には、生活的美術館と位置付けた料理店「たくみ割烹店」を開店させ、地元のうまいものを、美しい民芸のうつわに盛って提供しました。

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鳥取民藝美術舘は、この三軒が揃ってはじめて鳥取民藝美術舘と言えるのかもしれません。
当時としては画期的な、「見て・知って・体験」するミュージアムでした。

吉田璋也がいなくなり36年経った今も、そこかしこに彼の気配がするようです。


このブログでは、この三軒の今現在の様子を皆様にお見せしているのです。


どうして一つの美術館と二つの店舗が同じブログを共有してるんだろう?
たくみ工藝店とたくみ割烹はどうして名前が一緒なんだろう?
民藝美術舘とたくみ工藝店の電話番号って同じだけど…

と思っておられた方、謎が解けましたでしょうか。

検索もしづらく、(こちらをご参照ください)まだまだブログのみの段階ですが、それでもこのページを見に来てくださる方々に改めて感謝を申し上げます。

長々と書き連ねましたこの文章を読破いただいたことへも感謝を…


鳥取民藝美術舘

たくみ工藝店

たくみ割烹店


は、鳥取駅から徒歩3分の場所に今日も建っております。

鳥取にお住まいの方も、
そうでない方も、

少しでも気になられたら、いずれぜひ一度、お立ち寄りください。

この空間でなにか美しいものを見つけて帰っていただけたら幸いです。






'''''お問合せ先''''''
鳥取たくみ工藝店
電話 0857-26-2367
お問い合わせメール
2008年 10月 10日 |
当館は、昭和24年、鳥取出身の医師・吉田璋也(1898~1972)が創設した美術館です。

当館について、創設者であり初代館長の吉田璋也がしたためた一文をご紹介いたします。


f0197821_13403981.jpg鳥取民藝美術舘はその名前が示しますように、民芸品が陳列してあるのです。たまには今も続けて造っている伝来 の民芸品もありますが、大部分は日本、朝鮮、中国、西欧の古い時代の民芸品が主として陳列されています。(中略)
 
茲では、知識で物を見ないように、ぢかに直接に物を見て貰うために、余り解説は書いてありませぬが、茲へ来ると民芸品とはどんな物であるか、民芸品の美しさはどんな物であるか、健康な正しい美しさが具体的に一見してわかるような陳列がしてあります。(中略)

茲に陳列してある品々は次のような事柄を語っています。非凡な天才の芸術家ばかりでなく、平凡な一介の職人でも、斯くの如く美しい物を作ることが出来たとか、贅沢な高価なものだけに高い美があるのではなく、一般民衆の実用品のなかにこそ健康な美が宿っているとか、鑑賞するために造られた美術工芸品だけが美しいものではなく、寧ろ用いるために造られた実用品の中にこそ真の美しさが表現されると云う事実を具体的に見ることが出来るのです。
そして健康な美、無事の美がどんなものであるか、誠実な仕事で、簡素な素朴な物が 如何に美しいか、渋さの美しさが如何に高い美であるかが理解されるだろうと思われます。

 
この美術館は単に民芸品を陳列して、その美しさを見直して貰うばかりではないのです。新しい明日の生産に直接に関連を持っているのです。古い物ばかりならべてあって、さも懐古趣味のように思われるかも知れませんが、これらの品物は、茲では大なり小なり、将来の生産に直接役立っているのです。
現代の生活のために、新しい民芸品を造りたいと願う職人達が、この美術館を根城にして集っていて、この美術館の蒐集品を手本にして、近代生活の様式に添う日用の雑器を、誠実な仕事を信条として造っているからです。(中略)

古い民芸品から示唆を受けて造ったこの職人達の製品は、隣りの建物の「たくみ工藝店」を通して、一般家庭に配分する仕組みになっていまして、この施設は美と生活とを結ぶことを企図している美術館なのです。


*お断り
文章中の文字づかい、送り仮名などはそのままです。
固有な名称のみ漢字使い等を改めました。 

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鳥取たくみ工藝店
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2008年 10月 02日 |

関連機関
◇日本民藝館  
当館創設者・吉田璋也が師と仰いだ柳宗悦を初代館長として昭和11年開館。東京・駒場にある民藝館です。

◇日本民藝協会 
手仕事の美しいものたちとの心豊かな生活を…民藝運動を実践しつづける有志の集まりです。

◇手仕事フォーラム 
今、忘れ去られようとしている日本各地の美しい手仕事。大量生産、大量消費の現代を顧みて、もういちど手仕事の美しさと向き合うことで、大切な文化と潤いある生活を守ろうとしています。

◇鎌倉・もやい工藝 
手仕事フォーラム主催の久野恵一さんが店主をつとめる、鎌倉市佐助の民藝店。久野さん自ら全国から見出してきた手仕事の逸品がそろいます。ネットショップ「SILTA」も人気。


鳥取の手仕事
f0197821_153029.jpg◇因州・中井窯  
河原町。窯元は三代目の坂本章さん。プロダクトデザイナー柳宗理氏とのコラボレーションでも注目を集めています。公式ホームページ。
f0197821_1531675.jpg◇延興寺窯
岩美町。窯元の山下清志さんと娘の裕代さんの親子二代で作り出す器は、シンプルな中にも妥協のない“用の美”へのこだわりが見えます。(とっとりの手仕事HPへ)
f0197821_1531474.jpg◇山根窯
青谷町。イギリス発祥のスリップウェアの技法を用いた器が特徴的。窯元の石原幸二さんが生み出す伝統的かつモダンな器が幅広い層に愛されています。(とっとりの手仕事HPへ)


f0197821_1235124.jpg◇大因州製紙

青谷町。鳥取伝統の因州和紙をつくる会社。文房具をはじめ、因州和紙製の美しい商品展開も魅力的です。澄んだ青谷の空気まで運んでくれるような素敵なブログも必見です。


◇とっとりの手仕事

鳥取県公式ホームページ。民藝をはじめ、あらゆる鳥取の手仕事、伝統工芸の情報を得ることができます。

◇鳥取市ふるさと物産館
鳥取駅構内にある物産館。鳥取の伝統工芸やおいしいものに出会えます。


鳥取のまち
◇Galleryそら・SPACE空(kuu)
鳥取民藝美術館から徒歩1分以内!若きアーティストを応援するサンロードの貸しギャラリーです。定期的に開催される音楽や美術をテーマにしたワークショップは要注目。平成21年度民藝夏期学校・鳥取会場のメイン会場でもあります。


鳥取観光は…
◇鳥取県観光情報

鳥取観光の総合案内所です。





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